72-blue

曲書いて、ゲームして、バイク乗って。

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20120303

最近はオケっぽい曲ばっかり作ってますAadd9です。
近いうちにアルバム作るのでよろしければ是非。

【Andy BluemanっぽいTranceの作り方】
そんなワケでAndy BluemanっぽいTranceの作り方を解説してみます。
Andy Bluemanっぽい曲と銘打ってますがTranceの作り方として共通している部分もいくつかあるので、
Tranceの作り方がイマイチわからない方もどうぞ。

■はじめに

とりあえずこんな曲ができます。



必要なモノはTrance向けなシンセとドラム(ハイハットループも)、そしてオケ音源。
オケ音源はできればハデなEASTWEST/QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra
みたいなモノが良いと思いますが、私は貧乏なのでGPO4です。

ドラムに関しては当ブログでもフリーのモノを紹介しているのでよろしければどうぞ。

それでは本題。
Tranceの構成は

Build Up → Break → Climax → Build Down

となっています。
これらの呼び方は割とテキトーなので一般に通じないことも多くありますが、
今回はこれらで話を進めます。

BPMはUpliftingにおいては135前後くらいで、
140越えるとちょっと違う感じになるので注意。

また、いくらかフレージングの例を挙げる部分がありますが、
結局好みなので例でしかないことを頭に入れておいてください。

■Build Up
Tranceにおいてベースは2,3本鳴るのが普通です。
バンドミュージック出身の人(私とか)には違和感がありますがそういうものです。
Andy Bluemanっぽい曲においてベースはRolling Bassを打つのが一般的。
打ち方に関しては以下の動画でどうぞ。
音色に関しては好みで。



もう1本はこういったリードっぽいベースではないローを補強するためのベース。
Low Bassとか言ったりするところをよく見ます(今回はLow Bassと呼ぶことにする)
打ち方は以下のようなモノもありますがやはりお好みで。

nagisabass.jpg

次はPadについて。
今回の曲や、おそらくAndy BluemanのNeverlandなんかは以下のように打っています。

nagisa.jpg

理論的に詳細に解釈するよりも、
下のD#2,D#3,G3で1コード、上のD#4,D4,A#3はメロディみたいに解釈するとラクです。
こんな感じでBreakに近づくにつれてCutoffを開いてあげればそれっぽくなります。
また今回の曲では後半Padのメロディと同じモノをストリングスで重ねています。
またTranceにおいてPadにSidechainをかけることはよくありますが、
Andy Bluemanっぽい曲を作る際あまりかけることはないです。
かけても薄くといった感じで。
ベースにかけることもありますがこれはお好みで。
Cubase Essential 5なんかはSidechainがなかったりするのですが、
ない場合は以下のようにオートメーションでボリュームをギザギザに書いてあげましょう。

nagisaauto.jpg

また、適当なタイミングで若干展開させるためにLow BassをPadのメロディに沿って動かしてあげると、
いくらか退屈しなくなります。

Build Upでもアルペジオっぽい音が鳴りますがそれに関しては、
Pluck系のシンセ等で打ちます。
これに関してはあまりにも好みが出るのでここまで。

Breakに近くなったらキックを抜いたりPadやPluckのCutoffを閉じたりして展開させます。
展開時にシュワーという音が鳴りますがこれはホワイトノイズで作ったもの。
以下の動画を参考にどうぞ。



■Break
Andy Bluemanと言ったらシネマティックなBreakの派手さと露骨さですがそのあたりを。

まずPadですがさっきBuild Upから展開する際にCutoffを閉じたのでそのときのままで。
このときのコードですが次のClimaxと同じ進行にすることが多いです。
またTranceにおいてコード進行はダイアトニックな循環コードが好まれます。
IV-V-VI-VやI-VI-II-Vあたりをまずは積極的に使っていきましょう。

次にストリングスですが「そのままアルペジオリードに変換しやすいフレージング」を心がけましょう。
アルペジオリードに関しては以下の動画を参考にどうぞ。



Andy Bluemanに限らずUpliftingを聴く方ならわかると思うのですが、
つまるところあまり忙しくないフレージングが良いです。

また、鳴らす楽器に関してですが主にヴァイオリンやフルートがそれっぽいです。
ヴァイオリンはソロかセクションがありますがお好みで。
たまにハープやホルンも鳴らしますがこれも、もちろんお好み。
このあたりが盛り上がるのでPadも少しCutoffを開いてあげます。

リズムに関してですが、ラテン系のパーカッションや和太鼓等を鳴らすとそれっぽいです。
これに関しては映画音楽なんかが非常にリファレンスとして優れているのでそちらを参考に。
音源はEASTWEST/Quantum Leap SD2あたりが良いと思いますが、
貧乏なので私は持ってません。

ある程度ストリングス等のフレーズが打ち終わったらCutoffをまた閉じて展開させます。
ここでアルペジオリードをCutoff閉じた状態で打ちます。
アルペジオリードの打ち方はさきほどの動画を参照。

そこからPad、アルペジオリード等のCutoffを開いていって
キック等のドラムも8分、16分のフィルを打ってClimaxに展開させます。

■Climax
ここはBreakの部分をそのままコピペしてドラムを追加するだけ。
ストリングス等も途中でBreakのモノを追加する感じで。

Build Down近くになったらキックを抜いてPadやアルペジオリードのCutoffを閉じます。
ハットやスネアのCutoffも閉じるかはお好みで。

■Build Down
これもBuild Upのモノをコピペで。
ただしBuild Upみたいにどんどん盛り上がるのではなく逆に盛り下げる感じで。
Padを抜いてしまうなり、コードを1コードにするなりしましょう。
あとは最終的にキックを抜くなりPadやドラム全体Cutoffを閉じるなりして終わらせます。

■その他
エフェクトに関してですがリバーブはかなり強めです。
ホール系のリバーブを強めにかけるとTranceっぽくなります。
また、ホールキックなんていう音も必須だったりして、展開時なんかによく使うので
自分で作るなりVengeance Essential Club Soundsから使ったりしましょう。
作り方に関しては以下の動画をどうぞ。



■まとめ
そんなワケで解説してみました。
Tranceを作り始めたころは「何鳴ってるかがわからん」といった感じで
何からはじめれば良いかわからないことが多いのですが、
まずは「楽器の構成はどんな感じか」というのをまず知ると良いです。
最初に書いた「ベースは2,3本鳴る」というのは
バンドミュージック出身の人間からするとまずありえない発想なので、
YouTubeで"How to Create Uplifting Trance"みたいに検索して、
最初から曲を作る動画や、一部を解説する動画、プロジェクトを走らせている動画など見つかるので、
そのへんを参考にするのも非常に良いです。

以上解説でした。
質問等ありましたらコメントやTwitterでどうぞ。
Twitterのほうが早く回答できます。

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